僕にとっての父
最近父が手術(無事成功)して、身近な当たり前のものが突然なくなることへの恐怖を感じたので、
父について書いてみようと思います。
父はとても厳格でした。
よく片付けができてないとかで、
ランドセルや靴を歩いて3分くらいかかるゴミ置き場に捨てられて、
朝、収集車に持っていかれる前に走って取りに行ったことを覚えております。
やんちゃなことをして、他人に迷惑をかけ、
正座をさせられ足が痺れて少しでも動いたら蹴り飛ばされ、
家から追い出されて友達の家にも入れるなと事前に通達され、
一晩外で過ごしたことも何度もあります。弟は一度もないのに泣
はい。そうです。僕が悪かったんだと思います。
中学のサッカークラブのセレクション落ちたら、サッカー辞めて剣道の道へ行けとか、
自転車に乗るなとか、全体重を乗せられて股割りさせられたり、、、
※人は痛すぎると呼吸しづらくなって、笑い声のようになります。
胸ぐら掴まれて気づいたらYシャツのボタン全部取れてたり、
思い出せばいくらでも厳格エピソードが出てきます。笑
他の父親がどんな父親なのかはわかりませんが、少し他の親父とは異なってる気がしていました。
そんな父親でも、姉や弟は父に憧れていて(父に格別な寵愛を受けておりました笑)、医療の道へと進んでいきました。
僕はなんでこうなったんだろう。笑
あんまり憧れることはなかったような気がしますが、
ダラダラしたところとかも見たことないので偉大な男だと思っています。
そして、厳格ではあったけど、父のおかげで、ものすごく体力がついたし、
怪我をしなくなったり、父に教わったトレーニングだけで本当にサッカーがうまくなりました。
父はクソ田舎の柔道整復師として働いていますが、
田舎すぎてその実力が広く知られていないのが息子として悔しいです。実力は素晴らしいのに。
(今まで関わってきたトレーナーさんと比較してみて)
僕はそんな父の素晴らしさを自分のプレーを通して証明していきたいとずっと思っていました。
だけど、自分のプレーを通しての証明はあまりうまくは行きませんでした。
ただ、これから年齢を重ねていくときに本当の真価を発揮すると思っています。
加齢により、走れなくなったり、キレが落ちたりしてくる年齢でも
コンディションを維持し続けて同年代の誰にも負けないおじさんになろうと思います。
最後には全員に勝ってやろうと思っています。
全員に勝つ時に最高の感謝を親父に伝えたいと思うので、どうかその時まで生きていてほしい。
とにかく言いたいことは、皆さん!!健康第一!!
元気があれば何でもできる!!!
親父!
長生きしてくれよ。
ということで次回は今どんな生活をしてるのか教えてほしいはるきよろしく!